【のぞき対策】その一瞬、その隙間が狙われている!?

 

関東では連日の真夏日で、既に私は夏を越えられるか心配になってきていますが、
みなさんは快適に夏を過ごす方法は身につけていますか?
最近Molyの各行政から送られてくる防犯メールを確認していると、
「のぞき」というワードが目立っているように感じます。
外で遭う被害とは違い、「のぞき」は屋内で起きる犯罪です。
夏のこの暑い季節に、自分の家で快適に過ごしたいのにのぞきに遭ってしまったら、
快適どころか不安に駆られてしまいます。そこで、今回は「のぞき」について、
その定義と防犯対策をご紹介していきます!

<「のぞき」とは?>

みなさん、「のぞき」という行為を聞いたことはありますか?

今日のお守り防犯Molyでも沢山の「のぞき」事案が来ていました。
「のぞき」と聞くと女性宅をのぞき見たり、お風呂場、脱衣所をのぞき見るといった事案が多くあるのですが、家のトイレをのぞかれるといった事案もあります。このように、「のぞき」とは、ひそかにうかがい見ることを指します。

プライベートな空間で、密室だと思っていても、誰かにひそかに覗かれていたら…と思うととてもゾッとします。自分の家と、プライベートな姿を他人に見られることのないように、しっかりと防犯対策をしていきましょう。

<「のぞき」は何罪?>

「のぞき」という言葉は聞いたことがある人もいると思いますが、「のぞき罪」という言葉は聞いたことがないですよね?では、「のぞき」を罰する罪状はないのでしょうか?

「のぞき」は「窃視の罪」と呼ばれています。
この窃視の罪は、軽犯罪法(第1条23号)に当たります。

軽犯罪法
第1条 左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
23 正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た者

  • 「場所をひそかにのぞき見た者」とあるように、当該の場所が無人であっても違法となる。
  • 屋外や公共の場所は「通常衣服をつけないでいるような場所」でないから、屋外で更衣や排泄している人をのぞき見しても本項は適用できない。ただし、迷惑防止条例など他の法令の適用対象になることはある。
  • 他者が目的外で建造物等に侵入した場合は建造物等侵入罪が適用されることもある。

出典:Wikipedia 軽犯罪法 より

また、上記にも書いてあるように、のぞく場所によっては軽犯罪法だけでなく、建造物侵入罪や住居侵入罪にも当たることがあります。

住居侵入罪
住居侵入罪は、刑法130条前段に規定される罪。同条後段には不退去罪が規定されている。

住居侵入罪は、正当な理由がないのに、人の住居(『人の入居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船』)に侵入した場合に成立する。法定刑は3年以下の懲役または10万円以下の罰金である。未遂も処罰される。

出典:Wikipedia 住居侵入罪 より

つまり、人の家に侵入し、「のぞき」をした時点で、軽犯罪法違反と住居侵入罪の罪に問われることになるのです。

また、今月の1日に、東京都の改正された迷惑防止条例が施行されたとMoly.jpでもご紹介した「盗撮」に関する改正ではこのような内容がありました。以前の盗撮に関する迷惑防止条例では盗撮の規制の対象となる場所が狭く限定されていました。
それは、

・公共の場所、公共の乗物
・公衆便所、公衆浴場
・公衆が使用する更衣室、通常衣服を脱ぐ場所

といった、公共の場所や建物でのみ適用されるものでした。
しかし迷惑防止条例の改正後は、

・住居、便所、浴場、更衣室
・多数の人が、入れ替わり立ち替わり利用する場所、乗物

というように規制場所の範囲が広がりました。そのため、もしのぞき犯が都内で「のぞき」だけでなくその様子を盗撮した場合は、以前は規制の対象外だった自宅も規制対象になるということになります。

<のぞかれやすい場所とは>

そもそも、のぞき犯はどういった場所を狙ってのぞくのでしょうか?
みなさんも想像できるような場所だと思いますが、今一度確認してみましょう。

  • 脱衣所
  • お風呂場
  • トイレ
  • 寝室
  • リビング
  • 廊下

脱衣所やお風呂場などはあまり以外ではないかと思いますが、実は普段生活をしている部屋をのぞくといったのぞき犯もいるのです。また、よく公衆トイレで隣りの個室から携帯を差し込まれた、などの盗撮は聞いたことがありますが、個人宅でののぞきもあるのです。

最後の「廊下」というキーワードはみなさんあまり想像していなかったと思いますが、女性の一人暮らしでは、特に注意して欲しいところでもあります。
単身用の家だと、廊下にキッチンがあったり、玄関からリビングにかけての廊下が何の隔たりもなく繋がっている場合があります。またその廊下にはトイレやお風呂場へと動線が繋がっている設計の家もあるかと思います。そこで気をつけたいのが、玄関のドアスコープやドアポストからのぞかれる「のぞき」です。
すべての動線が繋がっている家は、ドアスコープからのぞかれてしまうといった危険性もあるのです。そのため、脱衣所から部屋がすぐだから、と何も身につけずに通るその「廊下」も実は狙われているということがあります。

どこもかしこも、自分のプライベートな空間ですよね。ゆっくりしたい場所なのに、ビクビクしながら生活するは避けたいです。

 

<のぞかれない為には?>

最近の気温の上昇により、家の中では薄着になる方が多いと思います。でも、自分が家の中で薄着になろうが「自分なんか見られない」と思っている方も中にはいるかと思います。しかし、誰だって狙われる可能性はあります。誰だから特別に見られてしまうということは一切ないのです。

特に女性の一人暮らしは油断禁物です。しっかりと「のぞき」対策をしましょう!

テンは二重にすべし

カーテンはできるだけ二重にしましょう。厚いカーテン一枚だと、外の光や風が欲しくなったとき、開け放たれることになります。そうするとガラス窓だけになってしまいますが、もう一枚薄いレースなどのカーテンを足すことで、外から屋内を見えにくくなります。

また、カーテンの色も工夫をしましょう。ピンクなどの女性を連想させるようなカーテンの色だと、女性が住んでいるということが、のぞかずにも外からわかってしまうからです。

いくら小さなでもしっかり施

トイレや浴室、脱衣場などに小さい窓がある家があります。「この窓からじゃなにもできないよ」と思っているかもしれませんが、そこからスマホや小型カメラなどは通せるのです。ですので、喚起のためにあける時以外は、いくら小さな窓であってもしっかりと施錠するようにしましょう。

付近にはセンサライトを!!!

脱衣所や浴室窓や、例えば窓に取り付けられない場合であっても、その付近にセンサーライトを取り付けるようにしましょう。窓にセンサーライトを取り付ければ、窓が少しでも開けばライトが付きます。窓付近に付ければ、不審者が通った時にライトが付きます。センサーライトが付いていることによって、のぞかれることを防げるだけでなく、家に近づかせないための抑止にもなります。

④窓付近の下には砂利をまきましょう!

こちらは③の対策と似ていますが、③は上からライトが付きます。しかし、こちらは下から責めます。足音を気にする犯人にとって、下にまかれている砂利は何よりも邪魔な存在です。砂利がまかれていると気づいただけで、その窓には近づかなくなるので、抑止になります。

⑤下着類は屋内に干す!

こちらは下着泥棒の対策にもなるうえに、先ほど①で述べたカーテンの色との関連もあります。下着を外に干しておくことで、家の居住者がどういった人物かを想像することができます。そのため、下着類は外から見えないように、屋内に干すようにしましょう。

また、夏本番の今、海やプールに行く人も多いかと思います。下着だけを屋内干しにするのではなく、水着類も必ず屋内に干すようにしましょう。夏の季節は、下着泥棒だけでなく、水着泥棒もいるのです!

⑥ドアスコープとドアポストにはカバーを!

こちらは先ほどの「のぞかれやすい場所」で述べた、ドアスコープとドアポストによるのぞき対策です。ドアスコープは種類によっては簡単に取り外しができるものがあるようなので、まずはご自宅のドアスコープがしっかりした取り付けになっているかを確認しましょう。
そして、ドアスコープにカバーがない人は、必ずカバーを取り付けるようにしましょう。カバーは100円ショップなどでも取り扱っているので、簡単に手に入ります。

ドアポストのカバーがなく、手紙を入れられたらそのまま玄関に手紙が落ちるタイプのドアポストは要注意です。必ずドアポストのカバーを取り付けるか、ポストの受け皿の用なものを取り付けましょう。

のぞきと聞くと、窓を開けられたり、隙間からのぞかれることを想像すると思うので、防犯対策といっても、それらの「窓を閉めるだけ」と思いがちです。しかし、実際には居住している人の性別や家のタイプまでもを調べて、のぞくケースもあります。
そのため、窓だけではなく、家の造りに合った防犯対策をしていきましょう!

<まとめ>

いかかがでしたか?
「のぞき」行為自体は季節を問わず起きている犯罪ではあるのですが、特に最近は、家でも薄着になる季節であるからか、多くのぞき事案を目にすることが多いです。

「家の中が一番落ち着く!」といったように、家の中でリラックスして過ごすためにも、しっかりと「のぞき」の防犯対策をし、プライバシーを守りましょう!

まずは、家の小窓に少し隙間が空いているな?と思ったら、がしっと閉めましょう。
その「隙間」要注意です!!!

 

 

執筆者:グエンハー ナムフォング

 

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