【重要】起きてからでは遅い-地域防犯の限界と対策-

 

とても衝撃的なニュースが飛び込んできました。

小学2年生の女児の遺体が線路内で見つかった事件ですが、電車にひかれて亡くなったのではなく、電車にひかれる前の時点で既に亡くなっていたというのです。

新潟女児遺棄 「朝、男に声を掛けられた」学校で訴え
新潟市の小学2年の女児が殺害され、同市西区のJR越後線の線路内に遺棄された事件で、事件当日の7日朝、女児が不審な男から声を掛けられたと学校で訴えていたことが判明した。新潟県警捜査本部も把握しており...

女児が線路内で電車にひかれていたというニュースだけで十分痛ましいですが、それが殺害されて線路内に遺棄されたとは、もう言葉もでません。自宅と学校、遺棄現場がわずかな距離しか離れておらず、誰がこのような事件を想像できたでしょうか。

子どもが被害に遭うのは16時がピーク!?

警視庁子ども・女性の安全対策に関する有識者研究会の提言書によると、子どもに対する犯罪は非面識の割合が高く、発生場所は道路上、公園等の屋外における被害が多く占めていると述べられています。また、小学生が被害に遭う被害時刻は、16時をピークとして15時台から17時台でした。

今回の事件も、朝に女児に声をかけた人物と、下校時に犯行に及んだ人物が同一であるかはわからないものの、小学生が下校する15時台を狙ったと考えられます。15時台はまだ明るいからと思っていても、明るさは関係がないのです。

このような痛ましい事件が起きてしまいましたが、だからこそ、今一度防犯について考えなければいけません。

地域だけでの防犯では限界がある

女児が登校時に「不審な男に声を掛けられた」と訴えていた時点で、学校側は不審な人物がいるかもしれないということを把握していました。そこから、警察に情報は伝わっていたのか、または付近の自治体や防犯ボランティアには情報が伝わっていたのか。

これからは、このような不審者情報や不安情報は学校内や地域内だけではなく、民間などとも一緒に共有をしていかなければいけないと思います。小さな範囲だけでの共有ではなく、広範囲での情報共有で、できる防犯の幅は広がっていきます。

このような事件が起きたあと、必ず耳にするのが「学校側が集団下校をさせている」ということです。しかし、これは事件が起きてしまったあとです。事件が起きる前から、集団下校や親の送り迎えがされているということが理想な状態ではないでしょうか。地域によっては、子どもの過疎化などで集団下校できるほどの人数がいなかったり、親の仕事の都合で送り迎えができないこともたしかです。
また、いくら友達と一緒に帰ったとしても、友達が家の隣に住んでいない以上は、必ずどこかで子どもが1人の場面になります。そこを犯人は狙っているのです。そのため、子どもが1人になる隙を作らないということが、とても重要になってくるのです。

防犯には「他人の目」が重要!

最近は防犯カメラの重要性が多く唱われていますが、地域によって防犯カメラが設置場所に大きな差があります。それは、各市区町村や自治体の予算などといった問題があるからです。じゃぁ、予算がない地域は、防犯について放置されてしまっていいのか、それは違います。また、防犯カメラもたしかに事件の早期解決にとても重要な役割を果たしてくれますが、それも事件が起きてからの手がかりなのです。そこで防犯に大切なポイントは、やはり「他人の目」なのです。例えば、露出狂などは人に見てもらいたいという行動ですが、多くの重大犯罪は「他人の目」に触れないところで起きています。つまり、「他人の目」が常にあるところでは、犯罪が起こりにくいということです。

まとめ

これからの防犯は、防犯カメラだけでなく、「他人の目」を増やすということが重要になってくるのです。今回の事件のように、日中でも「他人の目」がなかったために事件が起きてしまいました。市区町村や自治体、学校内だけでの防犯には、必ず限界がでてきます。もし予算や「他人の目」が、学校や地域で補えないのであれば、民間企業がサポートすることだって可能なはずです。Molyは民間として、そのような防犯のサポートをできるようにしていきたいと思っています。

何が起きてしまうかわからない世の中だからこそ、一定のコミュニティだけでなく行政・ボランティア団体・民間企業など全てを巻き込んで防犯対策をしていかなければいけないのです。事件が起きてしまってからでは遅いのです。ご家族で、学校で、会社でぜひ今一度防犯について考えてみましょう。

一刻も早く事件が解決されることを願っています。

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