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【独占取材】性犯罪加害者の声を聞くvol.3

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性犯罪加害者の声を聞くもvol.1/vol.2と続けてきました。
今回はその性犯罪加害者の声を聞くvol.3となり、3回分のまとめでもあります。

まだ、性犯罪加害者の声を聞くをお読みになっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。性犯罪加害者の声を聞くvol.1 / vol.2

<前回までのインタビュー>

インタビューさせて頂いた方は、性犯罪加害者の声を聞くvol.1 / vol.2に引き続き、性犯罪の加害者(仮名:Yさん)です。Yさんは2件の強制わいせつ致傷事件を起こし、逮捕された加害者です。

性犯罪加害者の声を聞くvol.1では犯行内容とその犯行に及んだきっかけを、vol.2では犯行時の気持ちと犯行後の行動についてインタビューをし、お伝えしました。

今回の性犯罪加害者の声を聞くvol.3では、犯行後の気持ちと、どのような人が性犯罪に狙われやすいのかといった内容を主にインタビューさせて頂きました。

<犯行後に考えたこと>

Q:犯行後、被害者に対する謝罪の気持ちはありましたか?それとも捕まらずに逃げることしか考えなかったですか?

Yさん:自分を守るので必死で、犯行後は反省の気持ちはありませんでした。しかし、逮捕時に相手の精神状態を聞いてから、反省しました。

Q:逮捕後の生活はどのように変わりましたか?

Yさん:家族は、父と兄は「反省して頑張りなさい」といった感じでしたが、母は落ち込んでいました。また、友達も男友達は「気にせず仲良くしよう」といった雰囲気に対し、女友達は「8割が失望で残りの2割はこれからも仲良くしよう」といった感じでした。

Q:一番最初の犯行以前にも痴漢などの強制わいせつ罪に当たるような行動をしようと考えたことはありましたか?

Yさん:犯行以前にも、痴漢しようと考えたことはありました。しかし、そこにやる気スイッチというものは特にはなかった。急にです。

Q:犯行時は日常で何かストレスといったものを感じてはいましたか?

Yさん:ストレスは感じていませんでした。むしろ、日常生活は上手くいっていました。気持ち的に調子に乗っていて、終止人生いい気になっていました。舞い上がっていて、たがが外れたのだと思います。なので、性犯罪の動機は、性欲だけではないと思います。

Q:最後に、加害者として、どういう人が性犯罪加害者に狙われやすい・狙われにくいと考えますか?

Yさん:狙われにくい人は、警戒している感が出ている人です。周囲を気にして、チラチラ周りを見ている。そして電話をしている素振りは、第三者がいるから危険だと思って避けます。私も、もし犯行前の被害者とすれ違った時に顔を見られていたら違ったと思います。

反対に、狙われやすい人は、自分の世界に入っている人です。派手だから狙われないということも、地味だから狙われるということでもないと思います。自分の世界に入っていて、路上が暗いという状況だと狙われやすいと思います。

<まとめ>

いかがでしたか?
性犯罪加害者の声を聞くvol.3は加害者のYさんの感じていた日常に対するリアルな声を聞けた内容だと思います。
性犯罪加害者の声を聞くvol.1〜vol.3の3回を通して、みなさんはどういった印象を持ちましたか?

私は今回のインタビューを通して、自分が想像していた性犯罪に対する認識が違うのかもしれないと感じました。それは主に2つありました。1つ目は、性犯罪を行う加害者が、必ずしも性的欲求の衝動から性犯罪をしているわけではないということです。今回インタビューさせて頂いたYさんは「いたずら心」から犯行をしたとおっしゃっていました。性的欲求だけじゃなく、犯行時の精神的な状況が「いたずら心」からや「スリル」といったことが含まれるというのに驚きました。

そして2つ目は、加害者の日常における精神状態です。私のイメージでは、例えば万引きや痴漢などを行うとき、日常の中で何らかのストレスを感じていて、それを発散するために、万引きや痴漢を行ってしまうというものでした。もちろん、ストレスを理由にして良いわけではありません。しかし、何らかの負の気持ちを晴らすために、犯罪に手を染めてしまうと考えていました。しかし、今回のYさんは、私の想像とは真逆で、順風満帆であったからこそ「いたずら」をしても大丈夫という気持ちから犯行に及んでいました。どのような動機でも性犯罪をしていいという動機にはなりませんが、犯行動機はネガティブな心理だけでなく、ポジティブな心理状況であっても起こるということです。つまり、誰しもが何らかのきっかけが合わさった時に、性犯罪を起こしてしまうということでもあると思います。

今回のインタビューでは普段聞くことのできない、性犯罪加害者側からの声を聞くことができました。性被害者をサポートすることはもちろんですが、このようなインタビューから、加害者側へも何らかのアプローチができないかを考えるとても貴重な時間になりました。

このインタビューを読んだことをきっかけに、みなさんの性犯罪に対する考えなどを周囲の方と話し合える場があること願っています。

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